読者からのメール(▼は、小久保のコメント)
2000年6月17日(書店に並び始めたのが15日からでした)
<小久保様、はじめまして。○田と申します。
<本日新大阪の駅の本屋で小久保様の「はじめての独立開業」を
<てにとり、東京に着くまでにまでに夢中で2回も読みました。
▼嬉しいです。それだけ短時間で一気に読めるということですね。
一度読み終わってから、すぐにまた読みたくなったという本は、私は
『リプレイ』(新潮文庫)くらいです。
▼この本は、同じ人生を何回も「繰り返し生き直す」人の超常小説ですが、
私のそれまでの人生観にかなりの変革を迫ったのです。10回以上読み、
多くの人に勧めています。いまでも毎年、一年の最初に読む本にしています。
▼その文庫を何冊も買って周囲の人にプレゼントしてまで勧めていました。
「読んで良かったと思ったら、あなたもこの文庫を買って親しい人に
プレゼントしてあげて」と言ってその本のフアンを増やしていたのです。
『はじめての独立開業』もそんな本になることを目指して書きました。
<私は□□屋チェーンの地区部長兼店長をしておりますが、
<この2,3年その事でタダ頭で考えているばかりでいましたが
<この本を読み具体的に形に表していきたいと思います。
▼「形に表していく」ためには、
@的を「自分にとっての最適ビジネス」に絞り込み、
A現在勤めている会社を協力者として巻き込み、
B「高い理想」を掲げて、「地道な一歩」から始め、
C「成功する」まで諦めずに持続する
ことが必要ですよね
(本書にも書いてもあるのでクドかったですね……)
「小久保の話はクドい」とは学生時代から言われていました。(反省!)
<余談になりますがごく最近職場にものすごく有名らしい
<△△カウンセラーの方が来られ、いきなり私を見るなり
<「あなたは3年後には独立しています」などと言われ、ぐらぐらきていた
<時に、この本が私の目の前に飛込んできました。
▼そのカウンセラーだけでなく、あなたの職場の上司や部下たちも、日頃の
あなたの言動から同じことを感じ取られていたのではないでしょうか……。
当人がいくら「隠しておこう」と思っていても、態度の端々で周囲には
知られてしまうものなのです。
▼それだけに、いま勤めている会社の仕事と同じ業種で独立開業する場合は、
必ず事前に正直にそれを伝えることが肝心です。「勤め先を裏切り」「得意先を
奪い」「有能な社員を引き連れて」恩のある会社を飛び出して独立開業した人は
簡単に「始める」ことはできますが、「続ける」ことは不可能なのです。
(その理由は、長くなるので別の機会にします)
<ありがとうございました。自分なりの経営計画書を
<作成し、周りの方の意見をどんどん聞いて形あるものに
<なるように目指していく努力を今から始めます。
▼そです「いまから」です。「いつか」ではありません。
細かい指摘ですが、○田さんに今必要なのは「経営」計画書ではありません。
まだ会社を起業していないのに、始めてもいない会社の経営計画は無意味です。
○田さんにいま必要なのは「このビジネスで飯が喰えるようにする」という
「事業計画」であり、どのように始めるかという「開業計画」です。
▼「事業計画・開業計画・経営計画の三者を混同するから始められない」ということは
前著『起業/成功をきめる準備』(丸善ライブラリー)に書いておきました。
<背中を押していただき本当にありがとうございました。
▼どういたしまして。それが私の役割だと思っています。
私の役割は、あなたが歩き出すために「背中を押す」までです。
歩き出す方向は、あなた自身が自分で決めることです。
○田(男)
▼メールではお名前と文面から「男性」と分かるだけで、年齢やお住まいは書かれて
いませんでした。